「ビザ」について超簡単に解説します
いまさら人には聞けない「ビザ」の意味って?
海外渡航の話題になると何かと出現しがちなビザという言葉。「なんとなく意味は分かるけど、実はよく分かっていない気がする」そんなアナタは目次欄より疑問→結論とお進みいただいてスッキリしてください。
ビザ(査証)と在留資格には違った意味があります 知っておくと損しない!?ビザと在留資格の違いをご紹介します! 「ビザを取得する」「ビザを延長する」等、外国人が日本に滞在するにあたって何かと耳にしがちなビザという単語ですが、在留資格という[…]
疑問:「そもそもビザって何なんだよ!」
別名を「査証」と言い、渡航先の国から発行されるものです
例えば、ある日「日本に行きたい!」と思い立った世界中のあらゆる人々が、飛行機に乗って次から次へと審査もなくあっさり入国できていたら、それって大丈夫〜????って思いませんか?もしかしたらその中には国際指名手配をされているような人物がいる……かも!?しれません。そういった万が一の事態を防ぐために…
- 国はまず、自国への入国を希望する外国人の身元を審査します。
- そして問題が無いと判断された場合に、その国からビザ(査証)が発行されます。
つまり「審査の結果、あなたの身元には問題がないから我が国に入国していいよ〜!」という入国許可証のようなものが、いわゆる「ビザ(査証)」です!
パスポートとの違いは?
車を運転するために運転免許証が必要なように、海外へ渡航するために必要なものが「パスポート」です。パスポートを入手するためには戸籍謄本や住民票が必要ですよね。つまり日本国民であることを公的に証明できればパスポートを入手できるというわけです(犯罪歴等で例外もあり)。
日本国が「この人は正真正銘の日本人ですよ〜!」と発行するもの
渡航先の国が「入国していいよ〜!」と発行するもの
といった感じで、似ているようですがそれぞれ発行目的が違います。パスポートとは、言うなれば海外でも通用する身分証明書のようなものと思っていただいて良いかなと思います。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_1.html
クレジットカードのVISAとの違いは?
※ここは完全なるムダ知識コーナーですのでお急ぎの方は読み飛ばしてください。
日々の生活で耳にしがちな「ビザ」といえば、クレジットカードブランドの「VISA」ですね。そういえば社名の由来って何なんだろうと気になったので、ついでに調べてみました。
1958年にバンク・オブ・アメリカが BANK AMERICARD を設立したことから始まり、後にBAICへと社名とブランド名を変更、それを1976年にVISA(Value International Service Association)に変更、これが現在の社名・ブランド名である。(中略)なお、査証とは関係ない。
出典元:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/Visa)
とのことでした。国際的なブランドだし、なんとなく査証のビザと関係ありそうな感じもしますが(しませんか)、全くの無関係でした。おわり。
結論:「結局ビザって何なんだよ?」
おまけ:日本のパスポートは世界最強!?
2020年1月時点で191の国に「ビザフリー」で渡航できます!
https://www.henleypassportindex.com/global-ranking(英文サイト)
上記サイトによると、「ビザフリー」で海外へ渡航できるパスポートランキングで日本が単独一位になりました!パチパチ〜!
それを踏まえて、つまりどういうことなのかと言うと、日本は治安も経済も比較的安定しているからうちの国に来られても問題を起こされることはないだろうし「ビザフリー」で入国してもいいよ!と191もの国に認められているということです。これはすごいことなのですよ〜!日本人のブランド力と言っても過言ではないと思います。
まとめ
ビザとパスポートの違いについてご紹介しました!
- ビザとは渡航先の国で目的に応じて発行される入国許可証のようなものです
- パスポートとは自国で発行する身分証明書のようなものです
- 物騒な世の中ですが世界においては日本人の信頼度はまだまだ高い!
結婚ビザ・配偶者ビザ申請についての基礎知識をご紹介します 結婚ビザ・配偶者ビザ申請にまつわる基本の用語をチェック! 結婚ビザ・配偶者ビザ・日本人配偶者等の在留資格申請手続きについて、基本中の基本の知識をご紹介します!初めてビザ申請に挑戦[…]