中国人との結婚手続きが完了したらぜひ行っておきましょう
ところで「戸口簿」の読み方って?
日本にて中国人配偶者との結婚手続きが完了すれば、中国でも結婚は有効です。
中国側への結婚の届出は不要なのですが、そのままにしておくと中国側に婚姻の記録が登録されているものがない状態(=中国では未婚状態のまま)なので、例えば将来「これから中国で暮らそう!」となった時に、「配偶者のビザが申請できず困った!」という状況になりかねません。
なので、中国へ帰国した際に戸口簿という中国の書類(家族の情報が記載されているパスポート形状の証明書)の婚姻欄を「未婚」から「既婚」へ切り替えてもらう手続きが必要になります。
サニーゴ行政書士事務所の佐藤です!
今回は少しだけややこしい手続きとなりますが、中国へ帰国するご予定のついでに戸口簿の書き換えを行っておくことをオススメします。
一緒に手順を確認していきましょうね!
……っていうか「戸口簿」って何て読むの???
「こぐちぼ」じゃよ!
目次
【1】婚姻届を提出した市区町村役場で婚姻受理証明書を取得
まずは、婚姻届を提出した市区町村役場で婚姻受理証明書という書類を取得しましょう。
婚姻受理証明書は戸籍謄本とはまた別物の書類なのでご注意ください!
【2】外務省で認証してもらう
お急ぎの場合は窓口で申請しましょう!
「婚姻受理証明書」が取得できたら、次は日本の外務省で認証してもらう必要があります。
窓口で直接申請した場合:最短で翌日受け取り可能
郵送で申請した場合:10日〜2週間程度
郵送で申請した場合:10日〜2週間程度
郵送先はコチラ(どちらに郵送してもOK)
〒100-8919
東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階
外務省 領事局領事サービスセンター証明班
東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階
外務省 領事局領事サービスセンター証明班
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階
外務省 大阪分室証明班
大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階
外務省 大阪分室証明班
主な必要書類・持ち物
- 申請書
- 婚姻受理証明書
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート等)
∟ 窓口申請の場合のみ必要 - 返送先を記入した封筒(切手貼付)・レターパックなど
∟ 郵送申請の場合は必須
∟ 窓口申請の場合は返送を郵送で希望する場合のみ必要
【3】駐日中国大使館・領事館で認証
お住まいの地域によって認証してもらう場所が変わります
外務省での認証が完了したら、次は日本国内にある中国大使館・領事館で認証してもらいましょう!
中国駐日本大使館、中国駐大阪総領事館、中国駐名古屋総領事館の管轄地域にお住まいの方は直接大使館・領事館で認証を依頼することが出来ません。そのため中国ビザサービスセンターで申請を行う必要があります。
上記の3つ以外の領事館では直接認証依頼をすることが可能です。